BMW キー内蔵の蓄電池の交換 遠方より郵送にて 3台分
最近非常に多い、BMWの内蔵蓄電池交換の依頼で、遠方より3個同じタイミングで届きましたので、現場作業の合間をみて電池交換作業。
最初にぱっと見た感じ、一番左側のキーが手間がかかると予想されたので、右から順に作業していきます。
全部、裏から普通に電池が交換できないタイプのキーです。
とりあえず、3個分の新しい蓄電池も用意。
2006y BMW E60 530i 北関東より 内蔵蓄電池の交換
まずは、北関東のお客様より届いた、2006y BMW E60 530iのキーから作業。
キーを分解後、蓄電池を交換して。
電波が問題なく出力されるようになりました。
2008y BMW E60 550i ALPINA 都内より 内蔵蓄電池の交換
続きまして、都内のお客様より届いた、2008y BMW E60 550i ALPINAのキーを作業。
こちらも同じように、キー分解後。
お問い合わせの段階で、「キーレスは効くには効くが、ディスプレイにキーの電池切れのメッセージが出ている」との事。
蓄電池を交換して、正規の電波が安定して出力されるようになりました。
接着後の電波測定。
問題なし。
こちらのお客様は、キーの到着後、問題なく動作するというご連絡をいただきました。
ご依頼いただきありがとうございます。
ALPINAのキーの方は、下の記事も参考にしてください。
2005y BMW E90 320i 長崎県より 内蔵蓄電池の交換
細かい作業で目が疲れたので、一服を済ませてから、最後にぱっと見手間がかかりそうなキーの作業をしてみます。
九州は長崎県より届いた、2005y BMW E90 320iのキーになります。
トランクのボタン表面が割れて凹んでいます…。
ボタンを押してみるも。
押してる感触なし…。。
壊れているキーかもしれないので、念には念を押して、作業前に色々と測定。
イモビライザーに関しては問題なし。（エンジンはかかるという意味）
施錠ボタンと開錠ボタンの電波測定。
微小ながら電波は出るようです。
トランク以外のボタンは、若干ですが、押すと電波が出ているので、トランク部分のボタンが「押しっぱなし」という訳ではなく、きっと壊れているんだろう…。
という事が予想されました。
早速分解。
やはり、分解前の予想通り、タクトスイッチ自体が壊れていました。
電池交換の料金しか伝えていませんでしたので、一旦タクトスイッチまで交換した場合、料金加算となります。
という旨の連絡をする。
料金加算にご承諾いただけたので、早速新しいタクトスイッチの取り付け準備。
「ボタンの種類間違いないよな…」とチェック。
たかがスイッチの取替えですが、そんなに簡単なもんじゃございません。
正直なところ、このタクトスイッチ取替え作業は嫌いです😅
細か過ぎます…💦
カプトンテープで養生してのー。
とりあえず、壊れたタクトスイッチの取り外し完了。
新しいタクトスイッチの取り付け完了。
蓄電池も交換してのー。
各ボタンの電波測定。
問題なし。
問題なし。
最後に、肝心のタクトスイッチを交換した部分。
問題なし。
「はー、やっと終わった！」
と分解したキーシェルに基盤を収めてみる。
トランク部分のボタンの押しごたえチェック。
「ボタンが戻ってこなーーい💦💦」
ボタン表面が割れているのが原因なんでしょう。
「どうしよっかなぁ～」と悩む。😓
こんな時に役立つ、部品取りで用意していた中古のキーをおもむろに用意。
こいつのトランクボタンに付け替えよう。
という事ですかさず分解。
ボタンいただく。
壊れているキー側のボタンも外す。
なんか接着した形跡ありますなぁ。
ボタン付け替えて動作チェック。
すこぶる調子良し。
すべてを接着後、各ボタンでの動作チェック。
問題なし。
問題なし。
いつもの様に、3件まとめて、ヤマト運輸の現金代引きにて発送して完了です。
長々と書きましたが、何が言いたいのかといいますと。
実際にキーが届いてみないと、蓄電池交換だけで直るのかどうか。
詳しい事は分かりませんよ！
という事です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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