DIYでキーレス基盤をいじっていたら、エンジンが掛けられなくなったという事でのご相談です。
日程合わせてお伺い。
E85のZ4になります。
エンジンを掛けられなくなったキーレス。
一見すると、何もしていないように見えますが。
キーレスは分解済み。
キーレスをご自分で分解しようとしたのは以下の理由。
- キーレスのリモコンが効かなくなったので、DIYで蓄電池交換にチャレンジ。
- 電池を交換したが、キーレスは復旧せず。
- 社外のキーレス一式を通販で購入して、DIYで直そうとした。
- 社外のキーレスの金属部分のカットは、近所の合鍵屋さんで削ってもらった。
エンジンが掛からなくなってしまった経緯。
- キーレスの基盤自体を交換する必要となった。
- DIYではイモビライザーの設定は無理。
- 壊れたキーレス基盤から、イモビライザーデータが入ったROMをハンダを使って剥がした。
- それっきりエンジンが掛からなくなった。
基盤の状態を眺めていたのですが、正直関心しました。(笑)
「ピンポイントでここ外す?!」
多分、ネットで海外サイトも含めて、相当調べたのでしょう。
ホント関心します。
でもですね!
「外しちゃ駄目なんですよ~」(笑)
ちなみに、私は数々の現場をこなしていく内に、段々と詳しくなりました。😅
下は、通販で購入された社外品のキーレス。
鍵足部分は、近所の合鍵屋さんでカット済み。
社外キーレスに付属していたイモビライザーチップも貼ってありました。(赤丸部分)
あとで、この「中華製のイモビライザーチップ」が悪さします。
エンジンを掛けるイモビライザーチップを作成する為に、車両からECUを取り外し。
データ編集をして、キーレスに付属していた「中華製イモビライザーチップ」を登録しました。
これで作業完了かな?
と思ったのですが、この中華製のチップではエンジンが掛からない…。。💦
※登録自体は何の問題もなく完了しているのですが、何かが悪いのでしょうね~。。。
今回は、当店側で部品を使わない、という内容でのご依頼だったのですが。
急遽、私が普段使っているイモビライザーチップを使い、再度登録してみました。
やっとエンジンが掛かってくれました。
中華製のチップだと不安だな~。
という予想が、まさに的中! という感じです。
エンジンがかかって作業完了ついでに。
お客さんが壊して、エンジンが掛からなくなったキーレス基盤をいじってみます。
イモビライザーのデータも無事出力されるようになり。
エンジンも掛かる様になりました~。
この作業に関しては、あくまでサービス。
基盤を直しているという記事を出すと、「基盤を修理して欲しい」という問い合わせが来てしまい困るのですが、簡単なタクトスイッチ(カチカチ押すボタン)の交換などは受けていますが、「基盤の修理」という作業は受けていませんのでご了承ください。
キーの組み立てなどに関しては、お客様のほうでやるという事ですので、これにて完了です。
DIYでキーレス基盤をいじる際は気を付けましょう!
【紛失鍵作成・スペアキー作成・鍵の修理 出張対応可能地域】
神奈川県・東京都・埼玉県・千葉県・茨城県・群馬県・静岡県・山梨県
その他の地域でも、対応可能な場合もありますのでご相談ください。