いつもご依頼いただく車屋さんからのご相談。
知り合いの整備工場に、キーが無くなってしまったキャデラック デビルがあるのだが、なんとかならないもんかと…。
少しお急ぎの模様です。
作業の合間をみてお伺い。
2003年式のキャデラック デビル(デュビル?)になります。
現地にて奥様から詳細をうかがうと、キーは絶対に無いという訳ではないとの事。
整備工場にこのデビルが入庫したはいいが、個人経営の工場長の旦那さんが倒れてしまい、現在入院中。。
とりあえず、車両を返却したいはいいが、キーを探すべく工場中をくまなく調べたが行方不明…。
私も工場内のそれっぽい場所を見てみましたが、やはりキーは見付らず…。
あまり探すのに時間をかけてもアレなので、鍵の紛失作成作業を進めます。
ドアも施錠してありましたので、とりあえず開錠。
20年前はとんでもなく難しく、苦戦した記憶しかないイグニッション。(笑)
20年もたつと、色々とキーを削るパターンを調べるソフトウェアや、自動でキーをカットしてくれるキーマシンなどが使えるようになったので、たいぶと楽になりました。
あれかな~?
これかな~?
とキーを数パターン削って。
1時間くらいでイグニッションを回せるキーの出来上がり。
当然ですが、盗難防止のイモビライザーが働いているので、そのままではエンジンは始動しません。
車両に診断機を繋いで、イモビライザーのセットアップも完了し。
これにてエンジン ブルルン♪
にて完了?
と、下の写真を撮って終わりかな?
と思っていたのですが。
色々と動作確認をしていると、運転席ドアのドアノブに付いている鍵穴だと、助手席などのドアが施錠出来ない事が判明…。
キーレス必須の車両なのか?
※キーレス無しで閉めれない事はないのですが、運転席ドアの内側の「LOCKボタン」で他のドアを全部施錠してから、運転席ドアを閉めて、鍵穴で施錠。って感じ。
こういう仕様なんですかね?
工場に入庫する時に、どういう感じでキーを預かったのかも不明でしたので。
「どこまで作ればいいんだろ?」
と思いながらの作業でしたが、さすがにキーレスは預かっていたのか?
と、作業車の中からキャデラック用のキーレスをゴソゴソ。
とりあえずのキーレスを追加でセットアップして完了です。
デビルのキーレスは、多分もっとボタン数違うやつだとは思うのですが…。
仮に「キーレスが違う!」って先方さんに言われたら、アメリカから専用のキーレスを取り寄せて対処するか!
という事で、この現場は終了です。
ピッピ!
2か月経ったいまも何も言われないので、きっと問題ないのでしょう。
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