古めのBMWのドアのキーシリンダーが壊れやすいというのは知っていましたが、立て続けに数件同じような内容の依頼が入ったので、記事にしてみました。

BMW X5 の運転席側のドアにあるキーシリンダーが壊れてしまい、車両を施錠できなくて困っている、という事から、当店にご依頼をいただきました。

少し遠方でしたがお伺い。

E53のX5です。

当店に依頼がくるまでの時系列。

・元々キーレスが1本あったが、いつからかキーレスが効かなくなり、運転席のドアの鍵穴を使って施解錠していた。

・ある時、運転席のドアシリンダーが壊れてしまい、鍵穴から施解錠が出来なくなった。

(開錠された時に壊れたのは不幸中の幸い)

・BMWのディーラーに出向き、ドアのキーシリンダー修理を頼んだら、部品の入荷に約1ヶ月かかると言われた。

・クルマを走らせる事は出来るが、1ヶ月ドアをロック出来ないのは不便極まりない。

・というか、何かの拍子に施錠されたら一大事。

・ネットで調べて当店にご依頼。

という流れです。

まずはドアシリンダーの症状の確認

運転性側のドアの鍵穴は、右に回してもカラ回り。

左に回してもカラ回り。

この故障に関しては、BMWディーラーさんに部品注文を済ませているという事でしたので、あくまでも症状の確認のみ。

次に、リモコンが効かなくなったキーレスの確認

当然ですがイモビライザーの部分は問題なし。(エンジン始動は問題ないという意味)

キーレスの電波を測定すると、一応AM315khzは出力されています。

BMWのキーで面白い?部分ではありますが、電波が出ていてもキーレスが効かない事もあります。

最初の頃は「不思議だなぁ~」って思っていましたが、最近では何とも思わなくなってきました。(笑)

キーレスが効かない理由が、キー側の問題か? 車両側の問題か?

効かなくなってしまったキーレスの登録を試してみましたが、車両からは全く無反応…。

キーレスから電波が出ているので、車両側の受信ユニットの不具合も考えられる。

手っ取り早く判断する為に、私の方で在庫しているキーレスを登録してみる。

全く問題なくキーレスが効きました。

これで、手元のキー側の問題と確定。

キーレスが効くようにまずは分解

躊躇なく分解。😅

パカッ!

狙いを定めて直してみる。

先程、当店で在庫していたキーをテストの為に仮登録してしまっていたので、この直したキーレスのみを再度セットアップ。

登録も問題なし。

そしてキーレスの動作確認。

キーレスが効くようになりました。

次は、キーレスを分解したので組み立てが必要。

※もう少しキレイに分解する方法もあるのですが、基盤表面を削ってしまうリスクが格段に上がってしまいますので、新しいキーシェルで作り直す事を前提にして、このように切り口で分解しています。

きれいにカットしたいが故に、カッターで脇を切って開ける方が多いですが、カッターは危ないです。

結構な確率で、基盤表面の電装部品を削ってしまっている方が多いです。

指を切る可能性もありますし…。

事前にお客様には説明済みでしたが、新しいキーシェルで作り直し。

掘る!

そして組み立て完了。

これで終了ですね!

と言っていたら、追加のキーレスのご依頼もいただく。

車両を少し分解してゴソゴソ。

ECU取り出してデータ編集。

あれこれやって、全ての作業が完了。

これにて、エンジン始動とキーレスが効くキーが2本になりました。

古いBMWのドアの鍵穴の使い過ぎには気を付けましょう。

この度は、当店をご利用いただきありがとうございました。

ブログへの掲載快諾も感謝です!

次の記事もBMWのX5のドアキーシリンダー壊れを書きます。

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