【お知らせ】 準備中

比較的ご近所の方より、BMW E60 530iのスマートキーに内蔵されている蓄電池の交換依頼です。

長い事キーをスロットに刺していてもキーレスが復旧しないとの事です。

ご近所なので直接お伺い。

いままでは不便な使い方でした

問い合わせが多い内容なので、少し長めにご説明。

キーレスが効かないので、メカキーを抜いてドアを開け。

車内に乗り込みエンジン始動をしていたとの事。

(本来でしたら、スロットに刺して走っている間に、すこーしづつ充電するのですが…。)

内蔵蓄電池交換の流れ

今回のスマートキーは電池が交換できないタイプ。

とりあえずキーレスの電波が出ているのか測定。

出力無し。(もしも電波が出ていたら、全然違う他の作業内容になると思います。)

蓄電池の劣化と判断してスマートキーを分解。

※DIYで作業される時には、基盤上の部品を傷付けたり壊さない様にご注意ください。キーレス部品が壊れるだけならいいですが、イモビライザーに関連する部分を壊すと、最悪エンジンも掛からなくなります。

冬の乾燥している時期は静電気も気を付けましょう。(基盤上で静電気がパチッ!といったら終了です。)

基盤を裏返すと蓄電池が付いています。(今回はこれが原因)

駄目になった蓄電池を外して、当店にて用意している蓄電池を取付けます。

すると正規の315mhzのキーレス電波が出力されるようになりました。

あとはスマートキーの組み立てですが、ここが一番めんどうな部分。

上手い事から割りすると、接着する時にも苦労しません。

今回も上手く接着できましたので治具を使って少し圧迫。

上手く接着できると接合面は下のように元通りになります。

スマートキーのから割りが上手くいかなかった時は、当店にて用意している形は同じ社外品のキーシェルで組み立てる時もあります。

状況にあわせて対応しています。

キーを分解するのもリスクがありますのでご注意ください

たいたい10年くらいで蓄電池が駄目になっているケースが見られますが。

現在2020年。

2010年より高年式の車両で、唯一1個だけあるスマートキーが今回のようになった場合、スマートキーのから割り作業自体も若干のリスクはありますので、作業前にエンジンがかかるキーを保険の為に追加登録しておいた方が良いかも…。とも思っています。

ま、追加登録自体もリスクなんですが…。。😅 

今回は、ご近所の方でしたので直接お伺いさせていただきましたが、遠方の場合、郵送でも対応しています。

詳細はBMWのページをご覧ください。

この度は、当店をご利用いただきありがとうございました。

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