アバルト595のキーを紛失してしまい、クルマも動かせなくお困りとのご相談です。
「無くしてしまったキーが出てくる可能性はありますか?」と問いに。
「ほぼ出てくる可能性は無い。」とのご回答でしたので、日程あわせてお伺い。
右ハンドル ディーラー車のアバルト595になります。
電話での問い合わせの時点で、「無くしてしまったキーが出てくる可能性はありますか?」と聞いたのは以下が理由です。
・まず、鍵のセットアップをする際に、登録に必要な全てのキーを用意する必要があります。
・仮に、無くしてしまったであろうキーレスが後から見付かったとしても、再セットアップが出来ません。
ディーラーさんでも同じことを説明されるとは思いますが、FIAT500や今回のABARTH595などの場合、後からキーが見付かる可能性が高い場合には、「とりあえず乗りたいからキーを作成して欲しい」という方法は避けた方が良いと思います。
FIAT・アルファロメオ系だけ、なんでこんな不便なイモビライザーシステムにしてしまったのかは不明ですが…。
お客様は、本日の作業時点で、新しいキーレスはディーラーにて手配済みとの事でした。
ただ、納期が最低3ヶ月はかかるとか…。
(3ヶ月前にオーダーした分が、未だに届いていないので、いつになるのかはディーラーさんでも分からないらしいです。。)
現場到着して、いつものクセで、ドアをピッキングして開けようかと思っていたのですが。
「あ! コードカード持ってるって言ってた!」というのを思い出し。
お客様から渡されたコードカードのデータをマシンに入力。
キーをカットすると。
ピッキングなどしなくても、ドアを開けることが出来るキーの出来上がり。
便利になったなぁ~。
そのキーでイグニッションも回せますが。
そのままでは、イモビライザーが作動して、メーター内の「鍵マーク」が点きっぱなしでエンジンは始動しないので。
車両に診断機を繋げて、イモビライザーのセットアップをして。
エンジン ブルルン♪ で完了です。
※何度も書きますが、この時点で「無くしてしまったであろうキーレス」は、あとから出てきても登録出来ません。
今回は、コードカードが事前にありましたので、作業時間は約30分ほどで終わりました。
仮に、コードカードが無い場合でも作成は可能ですが、プラス約30分~1時間ほどかかります。(作業料金も上がります。)
だいたいの方が、車内の車検証の束の中に「コードカード」を仕舞っている場合が多いと思います。
ドアをまず開けないと、コードカードを持っているのかいないのかが不明な場合は、問い合わせの時点で、コードカード有り無しの2通りのお見積りをさせていただきます。
ディーラーさんにも、新しいジャックナイフキーは手配済みですので、下のイモビライザーキーを1本作成して、全ての作業が完了です。
この度は、当店をご利用いただきありがとうございました。
ブログへの掲載快諾も感謝します!
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